↑さんへ(ごめんなさい)
 前回のコメント、全然↑さんの質問に対する答えになってませんね!ごめんなさいe-263
 
>ユキさんは、以前30キロくらいで、今は40キロ以上あるとのことですが、どのように増やされたのでしょうか。

 ↑さんが一番聞きたいのはこの事ですよね。
 う~ん・・・これを話すとすごくすごく長い話になってしまう・・・。アドバイスになるのかどうか解りませんが、書けるだけ書きますね。

 
 率直に言うと、私は「○○(←例えるならチョコレートを大量に食べたとか?)をしたから体重が増えた」というような単純な方法で体重を増やした訳ではありません。


 
 体重を増やすために心療内科や精神科でよく用いられる方法は、エンシュアリキッドという高カロリー栄養剤を飲む事です。
 もちろん私もこれを長い間飲み続けました。最初は薬局で何缶かを少しずつ貰っていましたが、それでも足りない・体重を増やせないという事で、薬局から宅配便でダンボール一箱(24缶)送って貰っていました。
 少しトロッとしているので、飲むのが辛いと言う人が多いらしく、実際私もそのまま飲むのはあまり・・・だったので、ほとんどの場合、ゼラチンを使ってプリン状にして食べていました。(凍らせてシャーベット状にするのが好きな方もいらっしゃるようです)
 ちなみに、バニラ・ストロベリー・コーヒー味があるんですよ(笑)

 ・・・何だかどうでもいい話になっていますね。


 結局の所、なぜ体重が急激に回復したのかと言われると、私の場合は「入院」がきっかけだと言えると思います。
 
 私は今まで3つの精神病院に入院しましたが、3つ目の病院(後で面倒な事になるのでA病院とします)で30キロの体重が45キロにまで回復しました。

 A病院(A病院には3つの病棟があって、私は思春期の患者が入院する病棟に入院しました)は、エンシュアを無理矢理飲ませる訳でも無く、IVHという最終手段(なのか?)を取る訳でも無く、特別な事をするでも無く、・・・とにかく自由な病棟でした。
 「(医療保護入院以外の人は)退院したいなら退院すればいい、入院していたいならいつまでもいればいい。治す気があるなら手助けをする、治す気が無い人には特別な事はしない」といった感じの病院でした。患者の意志に任せる、という方針なんだと思います。
 
 そんな自由な環境の中で、私は「体重を増やさなければ退院できない」と思いました。
 
 それは、A病院に入院する「前」があったからです。
 
 
 私は自宅からA病院に入院した訳ではなく、別の精神病院(重度の精神病患者を収容する病院・・・B病院とします)から直接その病院に入院しました。
 B病院に何故私が入院したのかと言うと、母親が「もう(私を)家に置いておけない」という理由で救急車を呼び、B病院の保護室に強制入院させられたからです。

 母親がそこまでしたのには2つの理由があるんだと思います。
 
 1つ目は、家族を守るため。私は30キロという低体重でありながら、ヒステリックを起こして物を投げたり大声をあげる事が多々あったから。近所には確実に丸聞こえだったでしょう。

 2つ目は、私の命を守るため。私の身長(165センチ)で30キロなんて尋常では有りません。骨と皮です。骨格標本のようでした。だから嫌がる私を無理矢理にでも食べさせて体重を回復させるために保護室に入院させたんだと思います。
 

 ですが、B病院は私にとって本当に本当に最低でした。「精神病院」とはいえ、摂食障害の患者は私以外一人もいませんでした。何十人、何百人もの患者を収容している病院なのに。
 周りの患者はアルコール中毒・薬物依存・どういう病気か解らない、人間とは思えない行動を取る人達ばかり。

 保護室に入院していたのは大半が40~50代位の男性。数少ない女性は若くて30代位、大半が男性と同じく40~50代位。そんな中に18歳だった私がいれば、何をされるかは大体想像がつくでしょう。そんな中で約1ヶ月間生活しました。
 
 ですが、B病院に急遽入院する事になる前に、その時予約待ちの患者15人(位だったかな?)だったA病院の入院予約をしていたんです。
 その事はB病院に入院した時に伝え、A病院に入院できる順番が来次第、転院するという事になっていました。
 
 A病院への入院予約をしたのは、B病院に入院する約3ヶ月前の事でした。随分待ちました。
 
 B病院に入院して約1ヶ月が経って、やっとの事でA病院に入院する事が出来る、と連絡がありました。
 
 嬉しくて嬉しくて涙が止まりませんでした。やっと地獄から抜け出せる、その思いで一杯でした。


 本当に長々と書き続けましたが、今の私が思うに、なぜ30キロから45キロにまで短期間で回復することができたかと言うと、B病院での辛い経験があったからだと思います。
 
 「もう2度とあんな所には入院したくない」
 「もし体重を増やさなければまたあの病院に入院させられるかもしれない」
 
 そう思い、30キロだった私はひたすら食べました。あの頃の食事量は決して健康的とは言えません。30キロでありながら、過食症のようでした。
 A病院は門限はありましたが主治医・両親の許可を得れば外出可能だったので、両親の許可が下りると、それから毎日のように近くのスーパーに出掛けては沢山の食べ物を買い、苦しくて動けなくなる程食べました。酷い便秘症の私でさえ、あまりに沢山食べるものだから、下剤を使わなくても毎日便通が有りました。
 
 B病院に入院するまでは周りから何を言われようと食べようとしなかった私が、これ程にまで食べる事が出来て、体重が回復したのは、間違いなく
 
 A病院に入院する直前に、私にとって地獄であるB病院に入院していたからです。
 
 ですが、こんな答えは「答え」にはなりません。私が言いたいのは、

 辛い状況から抜け出すためにはそれだけ、もしくはそれ以上の努力・苦しみが必要

 という事です。 



 「努力をしなくても、時間が経ったら自然と治っていた」
 という人もいるでしょう。他にもいろいろな方法で摂食障害を克服した方はいるでしょう。


 今まで書いたのは、
>ユキさんは、以前30キロくらいで、今は40キロ以上あるとのことですが、どのように増やされたのでしょうか。

 という質問に対する正直な「私の答え」であって、摂食障害の治療方法でも何でもありません。それだけは忘れないでください。




 ↑さんが今、体重を増やしたいと真剣に思っているのなら、近いうちに少しずつでも必ず良い結果が出てくると思いますよ。
  
 私の日記を読んで頑張ろうと思って頂けているなんて、とても嬉しいです。
 
 ・・・そうですね。お互いに、毎日を楽しく過ごしていきましょうね。


※質問に答えようと思うあまり、長々と書いてしまったので読み返してみると、何だか私は怒っているように思われるかもしれませんが、私は質問に対する答えを伝えようと思って過去の経験を思い出しながら書いていたらこんな文章になってしまっただけであって、絶対に怒っている訳ではありませんので、誤解しないで下さいね(笑)

 
2006/06/22(Thu) 17:35 | URL  | ゆき [ 編集]
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2006/06/22(Thu) 18:44 |   |  [ 編集]
↑さんへ。ありがとうございます。
 喜んで頂けて嬉しいです。
 
 一生懸命だなんて!ただの自己満足だったような気がしなくも無い文章ですよ(笑)

>ユキさんは、とってもしっかりとしていて、責任感が強くて、そして心が優しい方なんだな~って、文章から伝わってきます。

 ありがとうございますe-420そんな風に言って下さる方は沢山いらっしゃるので、本当に嬉しいのですが、家族には私のおもいは通じていないのが悲しいところです。

 私の覚えている限りでは、家族から 「心が優しい」だなんて一度だって言われた事はありませんよ。
 「責任感が強い」というような良い言い方で言われた事は無いような気がしますが、「あんたはいつも完璧を求めすぎ」と言われます。正直、悲しいですよ。でも事実ですから認めています。

 ・・・そうです!これからが自分との戦いですよ。↑さんは私のような特殊な経験をしなくたって摂食障害を治す事とが出来るはずです。
 (まだ摂食障害が治っていない奴が言うな!って感じですね笑)

 喜んで頂けて、私も本当に嬉しいです。ですが、これから順調に回復できるかと言ったら、そうはいかないと思います。辛い事が沢山あると思います。そんな時はいつでも私に相談してくださいね。答えられる事があれば可能な限り答えたいと思いますので。
 とはいえ、私もまだ摂食障害患者ですし、その他にもいろいろな問題を抱えています。
 ですので、いつもいつも今のように長々とお返事を出来るとは限りませんが、出来る限りの事をしたいと思っていますので辛い時には頼ってくださいね。
2006/06/23(Fri) 06:00 | URL  | ゆき [ 編集]
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